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R・SYSTEM3.2 その2 計算式

 始めにR・SYSTEMとは、MSX用のシステムで、
 SYNTAXが制作したRPG制作ツール付きのシステムである。
 (アスキーのRPGツクールみたいなもの)
 ここでは、R・SYSTEM3.2を使ったゲームのシステムに
 ついて解説するものである。


1.ダメージ計算
設定値・・・武器や魔法や敵行動ごとに決められてる加算値
      RS3.3から0~255まで設定できる
INT(数字)・・・数字を整数にする。小数点以下切り捨て。
また、ダメージの計算結果が0以下になった場合は1に変更される

武器や魔法(特技)や敵行動では、設定次第で連続攻撃する場合がある。


敵から「攻撃受ける」場合
A.攻撃力の影響あり(DPは防具の分も合計される)
受けるダメージ=敵のAP+設定値-INT(味方のDP/2)

B.固定ダメージ
受けるダメージ=設定値

補足.防具の扱い
通常Bのダメージは防具のDPが無視されるが、(標準的な場合、「盾はAP攻撃軽減」である)
RS3.3以降で「盾は固定ダメージ軽減」を選択していた場合
Aの計算式では盾のDPは無視され、
Bのは受けるダメージ=設定値-INT(盾のDP/2)となる


敵に「攻撃与える」場合
A.攻撃力の影響あり
与えるダメージ=INT((AP+強化値+設定値)*補正1*補正2)-INT(敵のDP/2)
強化値・・・命令「AP*2」の効果で強化されている分
      強化されてないときは0
補正1・・・1.00から1.19までの0.01刻みのランダムな数値
補正2・・・通常は1、攻撃力低下の種類の毒または呪いを受けていると0.7

B.固定ダメージ
与えるダメージ=設定値